【2025年宅建試験】合格点33点・合格率18.7%!難易度分析・受験者の声・完全データ解説
速報:2025年(令和7年)10月19日実施の宅建試験結果が11月26日に発表されました。
合格点33点・合格率18.7%という結果となり、個数問題の大幅増加により「過去最高難易度」との声も聞かれました。
目次
1. 2025年宅建試験 結果速報
主要データ
| 項目 | 数値 | 備考 |
|---|---|---|
| 合格点(合格基準点) | 33点(50点満点) | 過去3年で最低 |
| 合格率 | 18.7% | 過去10年で最高 |
| 申込者数 | 306,099人 | 過去最多 |
| 受験者数 | 245,462人 | 受験率80.2% |
| 合格者数 | 45,821人 | 過去最多 |
| 平均年齢 | 36.2歳 | 男性36.4歳、女性35.9歳 |
男女別データ
| 性別 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 男性 | 156,334人 | 28,331人 | 18.1% |
| 女性 | 89,128人 | 17,490人 | 19.6% |
| 合計 | 245,462人 | 45,821人 | 18.7% |
登録講習修了者のデータ
- 受験者数:50,920人
- 合格者数:12,316人
- 合格率:24.2%(一般より5.5ポイント高い)
- 男性:23.2%、女性:25.8%
職業別構成比
| 職業 | 構成比 |
|---|---|
| 不動産業 | 33.2% |
| 他業種 | 27.9% |
| その他 | 11.3% |
| 学生 | 10.9% |
| 建設業 | 8.7% |
| 金融業 | 8.1% |
2. 過去3年との比較
| 年度 | 合格点 | 合格率 | 受験者数 | 合格者数 |
|---|---|---|---|---|
| 令和7年(2025年) | 33点 | 18.7% | 245,462人 | 45,821人 |
| 令和6年(2024年) | 37点 | 18.6% | 233,276人 | 43,340人 |
| 令和5年(2023年) | 36点 | 17.2% | 233,276人 | 40,025人 |
| 令和4年(2022年) | 36点 | 17.0% | 226,048人 | 38,525人 |
分析ポイント
- 合格点は過去3年で最も低い33点
- 合格率は18.7%で過去10年で最も高い水準
- 受験者数は過去10年で最多
- 合格者数も過去10年で最多の45,821人
3. 2025年試験の最大の特徴:個数問題の大幅増加
個数問題とは
「正しいものはいくつあるか」という形式の問題。全ての選択肢を正確に判断する必要があり、難易度が高い問題形式です。
2025年の個数問題出題数
- 全体で11問出題(例年の約3倍)
- 特に宅建業法で10問以上の個数問題が出題
- 2024年は3〜4問程度だったため、受験生の想定を大きく上回った
個数問題増加の影響
- 時間配分の崩壊:個数問題は1問あたり通常の2倍以上の時間が必要
- 正答率の低下:1つの選択肢でもミスすると不正解
- 心理的プレッシャー:「これだけ個数問題が多いと…」と焦りが生じる
4. SNS・受験生の声まとめ
X(旧Twitter)での反応
試験直後(10月19日)の声
- 「宅建業法の個数問題10問エグい」
- 「時間配分完全に崩壊した」
- 「権利関係は意外と取れたけど業法で死んだ」
- 「個数問題多すぎて見直す時間ゼロ」
- 「過去最高難易度では?」
合格発表後(11月26日)の声
- 「33点!ギリギリ合格できた!」
- 「34点予想だったから33点は救済措置」
- 「個数問題で点数落としたけど何とか合格」
- 「5年越しでやっと合格できました」
- 「独学一発合格!個数問題対策が功を奏した」
予備校講師の評価
- 日建学院:「個数問題の増加により体感難易度が上昇」
- LEC:「宅建業法で得点を伸ばせなかった受験生が多い」
- TAC:「基礎知識の正確な理解が問われた」
- アガルート:「過去最高難易度との声も。合格点33点は妥当」
5. 分野別難易度分析
【宅建業法】難易度:難化(最重要分野)
- 出題数:20問
- 目標得点:18点以上(正答率90%)
2025年の特徴:
- 個数問題が10問以上出題(例年の3倍)
- 媒介契約、重要事項説明の細かい規定
- 37条書面と35条書面の違いを正確に問う問題
- 報酬額計算のひっかけ問題
合否を分けたポイント:宅建業法で18点以上取れなかった受験生は合格が厳しい状況に。個数問題への対応力が明暗を分けた。
【権利関係(民法等)】難易度:例年並み〜やや易化
- 出題数:14問
- 目標得点:8点以上(正答率57%)
2025年の特徴:
- 基本的な論点中心
- 代理権、抵当権、相続の頻出論点
- 判例問題は比較的平易
- 条文の正確な理解を問う問題
講師の評価:「問題文が短く読みやすい」「基礎知識で対応可能な問題が多かった」
【法令上の制限】難易度:やや難化
- 出題数:8問
- 目標得点:6点以上(正答率75%)
2025年の特徴:
- 都市計画法の細かい数値規定
- 建築基準法の例外規定
- 土地区画整理事業の定義の正確な理解
- 開発許可の要件に関する細かい出題
難関ポイント:「そこまで問う?」というレベルの細かい知識を要求。過去問だけでは対応困難な問題も。
【税・その他】難易度:やや難化
- 出題数:8問
- 目標得点:5点以上(正答率63%)
2025年の特徴:
- 不動産取得税の特例措置の具体的要件
- 固定資産税の償却資産の取り扱い
- 地価公示法の手続き
- 統計問題は最新データから出題
対策の難しさ:深く勉強しても費用対効果が悪い分野。1〜2問は捨て問として割り切る判断も必要。
6. 予備校・講師の合格点予想まとめ
試験直後(10月19日)の予想
| 予備校・講師 | 合格点予想 | 的中度 |
|---|---|---|
| TAC | 34点±1 | ◯(範囲内) |
| LEC | 34点±1 | ◯(範囲内) |
| 日建学院 | 33点・34点 | ◎(的中) |
| ユーキャン | 34点±1 | ◯(範囲内) |
| アガルート(工藤講師) | 33点・34点 | ◎(的中) |
| アガルート(林講師) | 33点 | ◎(的中) |
| 資格の大原 | 34点・35点 | △(上振れ) |
| フォーサイト | 35点±1 | △(上振れ) |
| 宅建みやざき塾 | 32点・33点・34点 | ◎(的中) |
最終結果:合格点は33点
予想の傾向
- 最多予想は34点だったが、実際は33点で決着
- 個数問題の多さから合格点の下振れを予想した講師が的中
- 過去の傾向では「最多予想±1点」の範囲内で決まることが多い
7. 合格するために必要だった得点配分(理想パターン)
| 分野 | 問題数 | 目標得点 | 正答率 | 重要度 |
|---|---|---|---|---|
| 宅建業法 | 20問 | 18点 | 90% | ★★★ |
| 法令上の制限 | 8問 | 6点 | 75% | ★★☆ |
| 権利関係(民法等) | 14問 | 8点 | 57% | ★★☆ |
| 税・その他 | 8問 | 5点 | 63% | ★☆☆ |
| 合計 | 50問 | 37点 | 74% | – |
合格への最短ルート
- 宅建業法で18点以上確保(最優先)
- 法令上の制限で6点以上
- 権利関係で8点以上
- 税・その他で5点以上
この配分なら37点で安全圏。33点の合格ラインにも十分届きます。
8. 合格後の手続き(合格された方へ)
① 登録実務講習の受講
対象者:実務経験が2年未満の方
- 約2日間のスクーリング+修了試験
- 受講費:2万円〜3万円程度
- 主要機関:LEC、TAC、日建学院、総合資格学院など
② 都道府県での登録申請
- 登録手数料:37,000円
- 必要書類:合格証明書、実務経験証明書(または登録実務講習修了証)など
- 登録後、宅地建物取引士証の交付申請が可能
③ 宅地建物取引士証の交付
- 交付手数料:4,500円
- 有効期限:5年間
- 更新時には法定講習の受講が必要
9. 2026年受験者へのアドバイス
学習戦略
優先順位
- 宅建業法を最優先:18点以上取れないと合格は厳しい
- 個数問題対策を強化:今後も増加傾向が続く可能性
- 過去問を10年分×3周以上:基礎固めの王道
- 法改正のチェック:毎年数問は法改正から出題
試験中のテクニック
時間配分(2時間で50問)
- 宅建業法:40分(1問2分)
- 権利関係:35分(1問2.5分)
- 法令上の制限:20分(1問2.5分)
- 税・その他:20分(1問2.5分)
- 見直し:5分
捨て問の見極め
- 見たことがない論点・用語が出たら保留
- 計算問題で時間がかかりすぎる場合も保留
- 1問に5分以上かけない
個数問題の攻略法
- 明らかに正しい/誤っている選択肢から消去
- 迷った選択肢は保留
- 消去法で選択肢を絞る
- 1問あたり3分以内を目安に
10. 2026年以降の試験予測
今後の傾向
- 個数問題の増加傾向は継続すると予想
- 組み合わせ問題も複雑化の可能性
- 基礎知識の正確な理解がより重要に
- 応用力を試す問題の増加
難易度予測
2025年は合格点33点で「救済措置」とも言われたが、2026年は再び難化する可能性も。ただし、合格率は15〜18%の範囲で調整されるため、極端な変化はないと予想。
まとめ
2025年宅建試験の総括
結果概要
- 合格点:33点(過去3年で最低)
- 合格率:18.7%(過去10年で最高)
- 受験者数・合格者数:ともに過去10年で最多
最大の特徴
個数問題が11問(特に宅建業法で10問以上)出題され、時間配分に苦しむ受験生が続出。体感難易度は「過去最高」との声も。
合格のポイント
- 宅建業法で90%以上の正答率
- 個数問題への対応力
- 基礎知識の正確な理解
- 捨て問を見極める判断力
- 効果的な時間配分
受験者へのメッセージ
宅建試験は「満点を取る試験」ではなく「合格点を取る試験」です。完璧主義は不要。受験者正解率60%以上の問題を確実に得点すれば合格できる仕組みです。
2026年以降に受験される方は、この分析を参考に計画的な学習を進めてください。合格を心よりお祈りしています!
関連情報
- 一般財団法人 不動産適正取引推進機構(試験実施機関)
- 合格発表ページ:https://www.retio.or.jp/
※本記事のデータは公式発表資料に基づいています。

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