フリーランスで賃貸仲介を始めたい
今は不動産会社に勤めているけど出社しないで自由に仕事したい
賃貸仲介を副業でやりたい
実際に一人で始める前に身につけておきたいスキルがいくつかあります
なぜなら実際にスタートしてから身に着けるよりも、先に身に着けておく方が仕事の効率が良いからです
私は以前不動産屋で賃貸仲介の仕事をアルバイトでしていましたが、出社しないでこの仕事はフリーランスでもできると感じ、会社を辞める決断をしました。
この記事ではフリーランスとしてスタートする前に、私自身の体験から、始める前に身に着けておいた方が良いスキルをお伝えします。
1. 実務経験の重要性
実務経験は、理論だけでは得られない貴重な学びをもたらします。不動産仲介の業務を深く理解し、効率的に遂行するためには、実際の現場での経験が欠かせません。ポータルサイトの活用や内見の予約、契約の手続きなど、実務のスキルを磨きましょう。
・ ポータルサイトの使い方
・ 内見の予約方法
・ 実際に案内に行く際の準備
・ 申込方法
・ 契約書作成(9割は貸主側が作成)
・ 審査が通りそうな保証会社の見極め
(これは数をこなして実際に申込をして落ちてを繰り返すしかない)
・ 重要事項説明書の読み方
2. SNSスキル
SNSの活用は、現代のビジネスにおいて不可欠な要素です。特にInstagramなどのプラットフォームを通じて、自身のプロフィールを広め、不動産情報をアピールすることが重要です。私も主にInstagramを活用して集客しています。自分が不動産屋をやっていることを、多くの人に知ってもらうためには、オンラインの展開が効果的です。やった事が無ければまずは携帯にインストールをして色々な方の不動産アカウントを毎日見てください。
私の実際のアカウントはこちらです
3. 車の免許
内見に行く際には車があるとお客様は喜びます。悪天候の日に電車で移動することを理由に、断られることもあります。車を所有していない場合でも、都心部であればカーシェアが利用可能なため、移動手段の確保に困ることはありません。
4. 売買の実務経験
賃貸仲介のお仕事をしているとそこまで数は多くないのですが物件を売りたい、買いたい方を紹介されたり、出会う事が有ります。私は実務が無い為に知り合いの不動産を紹介しているのですが、自分で出来たらよいのになといつも思っています。
5. 宅建免許
宅地建物取引士の免許は、不動産仲介業において信頼性を高めるための重要な要素です。法律や契約に関する専門知識を身につけ、クライアントに対して安心感を提供することができます。宅建免許の取得は必須ではないものの、保有していることで競争力を高め、信頼性のある不動産プロフェッショナルとしての地位を築くことができます。
多くの方が勘違いされていることですが、宅建免許がなくても仲介業を行うことは可能ですし、法律的な問題もありません。1~2店舗程の地元の不動産会社で宅建を持っている人は社長+もう1人いるか、いないかという程度になります。
宅建の取得に関しては5人に1人以上の要件を割らない限りは、宅建の取得は個人に任せたり、「そろそろお前も宅建取れよ~」と軽く促している程度の場合が多いです。10年以上働いているのに宅建を持っていないという営業マンは普通にいます。
では、なぜ宅建免許を持つことが重要なのでしょうか。その理由は2つあります。
一つ目の理由は
最後まで自分で仕事を完結できることです。宅建免許がない場合、契約時の【重要事項説明書】の説明を行うことができません。そのため、その都度免許を保持している人に説明を頼む必要があります。私は昔取っていたので今思うと本当に良かったと思っています
二つ目の理由は
信頼感の向上です。一人で事業を行う際に感じることは、お客様からの信頼感が、会社に所属している時と比べて格段に薄いことです。こうした状況に対処するためには、名刺やSNSのプロフィールに『宅地建物取引士』という資格が記載されているだけで、お客様は安心感を持って取引を進めることができます
宅建免許は、フリーランスとして不動産仲介を始める際に持っておくべき重要なスキルの一つです。自己完結できる能力を高め、信頼される不動産プロフェッショナルとしての地位を築くために、ぜひ取得を検討してみてください。
フリーランス賃貸仲介のスタートを切る前に、これらのスキルをしっかりと身につけておくことでスムーズに始められると思います。
私もそうでしたが最初は中々集客が出来ず思うように収入を得られない方が殆どだと思うのでまずは本業で収入を安定させながら副業として不動産仲介をフリーランスでやりながら実績を少しづつ積んでいくやり方をお勧めします。
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